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脳梗塞・脳出血のリハビリ
普段から様々な体調管理に気を配っていても、ある日突然発症することのあるのが「脳卒中」です。
ひとたび発症してしまうと、発症前の日常作業が困難になることも珍しくなく、それまでの生活が一変する可能性すらあります。
脳卒中のリハビリについて考えるとき、意識したいポイントなどをご紹介します。
まず、「脳卒中」とは、脳の血管に何らかの異常により特定領域への血流減少をきたした病気の総称です。
脳卒中は、脳が詰まる虚血性(脳梗塞)と脳の血管が破れる出血性(脳内出血・くも膜下出血)とに分類されます。
・脳梗塞・・・脳の血管が詰まる病気
・脳出血・・・脳の血管が高血圧などで破れる病気
・くも膜下出血・・・動脈瘤で血管が破れる病気
脳卒中は、あふれた血液が周りの脳組織を傷めたり、詰まった血管の先にある脳組織へ必要な血液を送ることができなくなります。
そのため血管の損傷度合いによっては、後遺症を残すことのある疾患ともいえます。
脳は、記憶や思考をつかさどる領域や運動をつかさどる領域などが、複雑に関わりあっています。
血栓や出血の起きた部位を中心に麻痺や障害が残りやすくなるのが一般的ですが一見似たような病状であっても、影響を受ける脳神経のつながり方には様々です。
そのため必要なリハビリも、患者様の後遺症にあわせた多様なものになります。
次回に続きます。
訪問リハビリマッサージ セントラルの脳梗塞・脳出血の記事についてはこちら↓
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