- 公開
- 更新
パーキンソン病のリハビリ
リハビリを毎日きちんと行うことで、移動や食事、入浴などの日常生活動作で介助を必要とすることが少なくなります。また、日中に横にならないだけでも、薬の効果がはっきりあらわれると言われています。運動は、薬とセットにすることで互いの効果を高めます。
パーキンソン病患者さんは、症状の程度がさまざまで、その方にあった対応が必要です。
運動療法
体を動かす基礎となる筋肉や関節を強化することが主な目的です。パーキンソン病では、意識して運動をしないと運動不足に陥りますので、発症初期から運動を習慣にすることが重要です。体力維持、筋力維持、パーキンソン病に特有な姿勢、歩行、動作への対応それぞれにバランスよく運動すると効果的です。
作業療法
日常生活を維持するためのリハビリテーションです。手の細かな動き、寝返り、起き上がりなどの日常生活に役立つ動きを維持、改善することを目的に訓練が行われます。
発話障害と言語療法
パーキンソン病患者さんでは、声が小さくなったり、発音が不明瞭になる等の症状が出る場合があります。こうした発話障害は、病気の進行とともに進むことが多く、周囲との円滑なコミュニケーションが徐々に失われていく可能性があります。発話が不明瞭になるなどの変化を感じたら、積極的にリハビリテーションを始めましょう。声を大きくはっきり出す練習をすることで改善してくることがあります。
また腹式呼吸などのトレーニングも有効だと言われています。
訪問リハビリマッサージ セントラルのパーキンソン病の記事はこちら↓
「リハビリ体操ハンドブック」配布しています!
葛飾区 訪問マッサージ セントラル
TEL 0120-161-267