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「廃用症候群」と寝たきりの方のリハビリ
廃用症候群や寝たきりについては、ならない為の予防が1番大切です。
ですが廃用症候群になってしまったときは早期のリハビリが有効です。一番効果的な方法は体を動かすこと。リハビリの際は、個人のADLの状態に合わせて「立ち上がる」「座る」「歩く」「階段を上る」などの基本動作の運動を取り入れます。
ほかにも身の回りの動作はできるだけご自身でおこなってもらいましょう。家事や趣味、社会参加などにも参加して、楽しみながら自分の体を動かす機会を増やすことが大切です。
リハビリの際は、本人の精神的活力や意欲が無くなり、続けることが難しくなる場合もあります。その際は、本人の悩みを聞いたり、目標を立てる手助けをしたりするなど、リハビリに対して前向きな気持ちを持ってもらえるような環境も必要だと思います。
1人で行う運動にはモチベーションなどを考えると持続性という観点から難しい状況が多いかと思います。
術者が寄り添いながらのリハビリで、中長期的によりよい効果を発揮しますを
〈高齢者の運動能力を維持するために、手助けは必要最低限に〉
病気の療養は安静にしていることが一般的ですが、それによって心身が衰弱しやすくなって、廃用症候群にかかってしまうことがあります。 高齢者の方ですと、たった2週間の入院で歩けなくなってしまうケースなどもあります。
廃用症候群になってしまった場合は体を動かす機会を増やし、筋肉量を回復させて、生活に支障が出ない運動能力に戻すことを目指しましょう。
高齢者になるほど運動能力の回復に時間がかかるものです。状況によっては筋力を維持する事が目標になる事も少なくありません。周りの方はできる限り運動能力を維持するために着替えや家事などはご本人に動いていただき、どうしても必要なときだけ手を差し伸べる程度にとどめる事が大切かと思います。
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