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リウマチのリハビリ(炎症活動期)
関節リウマチでは、病気が進行するにつれ 疼痛(とうつう)を含め運動機能を制限する症状が現れるようになります。
炎症活動期と非活動期ではリハビリの内容が全く違いますので、医師の指導の下、適切に行う必要があります。
炎症活動期のリハビリ
リウマチの活動期におけるリハビリテーションの原則は、疼痛の鎮静と変形の予防です。しかし、全く動かさないでいると、関節が固まってしまったり、筋力や体力が落ちてしまいますので、関節を保護しながら生活の中で手足を無理の無い様に使うことが重要です。
関節可動域の維持:関節が動く範囲、すなわち関節可動域を保つことは、生活機能を保つためにとても大切です。一般に、朝のこわばりが取れてから、関節の曲げ伸ばしを痛みが残らない程度に自分で手伝いながら、1日2~3回行うようにします。
筋力の維持:関節を動かさないでいると筋力が低下し、その状態で運動をすると逆に関節に負担をかけてしまう可能性があります。したがって、筋肉の力を保つことが必要になりますが、筋力をつけるために関節を動かすと、痛みが生じて力が入らず、そのまま無理に行うと関節を痛めてしまう危険もあります。そこで、リウマチの患者さんには、最も痛みを感じない位置で、関節を動かさないように固定し、曲げる方向および伸ばす方向に力を入れる運動、すなわち筋肉の長さが変化しない等尺性収縮による運動が効果的です。
葛飾区 訪問リハビリマッサージ セントラル
TEL 0120-161-267