- 公開
- 更新
脳梗塞・脳出血のリハビリ
前回の続きとなります。
脳卒中のリハビリは、なるべく早期にリハビリを開始する事で効果を高められます。
その理由はですが、長期の寝たきりを避け、廃用症候群にならないように努める事があげられます。
また、脳卒中のリハビリを病院やクリニックで受けられる期間は状態により異なりますが、発症から最大で180日と定められ原則的には維持期(生活期)のリハビリへと移行することになります。
以上の点から、急性期からリハビリを始めることは重要な役割を果たします。
完全に回復できるとは限りませんが、リハビリを止めると回復できないケガのリハビリと異なるのは、「同じ症例=同じ麻痺や後遺症が起きる訳ではない」という点です。
脳卒中となると脳の損傷部位は同じでもダメージの出方は人それぞれです。
そしてその回復度合いにも差異が生じます。
脳卒中のリハビリは、少しずつでも継続していくことが大切
脳卒中におけるリハビリは、早期の日常生活向上と社会復帰を図る事から後遺症を軽減し発症前の生活に近づける事や、今ある能力を活かし、新しい生活のクオリティを上げる事を意識して取り組むことが大切だと考えられます。
停滞期にはモチベーションの低下などからリハビリをあきらめたくなりますが、少しずつでもリハビリは継続することが大切です。
もしリハビリをやめてしまえば、そこから先に回復しないばかりか、再び麻痺や関節拘縮、筋力低下などが起こり始まり悪化させる可能性すらあります。
脳卒中のリハビリは、短期間での回復が難しいうえに、同じ症例であっても短期間で回復する人もいれば、数年かけてやっと回復することもあります。
当院でも脳卒中の患者様のリハビリを通して、少しでもお身体の状態が良くなって頂ける様に。前向きにリハビリを取り組める様に取り組んでおります。
訪問リハビリマッサージ セントラルの脳梗塞・脳出血の記事はこちら↓
葛飾区 訪問マッサージ セントラル
TEL 0120-161-267